お得!ふるさと納税をはじめよう

節約生活

固定費の話ばかり書くのに軽く飽きてきたので、今回は別の話題にしてみました。

目次

お得!ふるさと納税をはじめよう

ふるさと納税は大変お得な寄付制度です。

既にやっている方もいるかと思いますが、見て下さると幸いです。(そして、間違いや不足があったら指摘してもらえるとありがたいです。)

ふるさと納税とは?

ふるさと納税は、寄付した金額から2,000円引いた金額が翌年の住民税、所得税が控除されます。

寄付と書きましたが、商品(返礼品)を選んで品物やサービスを購入する制度と思ってもらえれば良いと思います。

言い換えると、実質2,000円で色々な物がもらえる制度ということになります。

出典:ふるなび

控除額には上限が有ります。例えば、独身の年収400万円の方であれば、おおよそ42,000円の控除が受けられます。こちらで上限のシミュレーションが可能です。

返礼品は寄付先によって返礼率(寄付金に対する商品価値の割合)が異なりますが、おおよそ25%程度と考えておくと良いと思います。

なので、年収400万円の方がふるさと納税で返礼率25%の品物を購入すると、以下の通り8、500円程度の品物が実質無料でもらえることになります。
 10,500円(42,000円の25%) – 2,000円(自己負担額) = 8,500円のお得
 ※返礼率は返礼品によって異なります。

楽天利用者であれば楽天ふるさと納税がオススメ

ふるなびやふるさとプレミアム、ふるさと本舗でもポイントがもらえますが、掲載自治体数や最大還元数を考えると楽天ふるさと納税一択でしょう。

楽天ふるさと納税を利用するとふるさと納税の寄付額に対して最大30.5%のポイントがもらえます。例えば42,000円の注文なら12,810ポイントもらえます。

さすがにこれだけのポイント還元率を達成するのは少し難しいですが、7%を超える還元率なら他のサイトよりも高い還元率になります。ちなみにふるさと納税の上限が42,000円なら、5%以上のポイントが付けば実質の手出しである2,000円もポイントで取り戻せることになります。

比較的楽に還元率を上げるとしたら以下が有ります。

  • 基本(1%)
  • 楽天カード(カードでの清算時のみ)(2%)
  • 楽天銀行+楽天カード(楽天カードの引き落とし先を楽天銀行の口座にする)(1%)
  • 楽天でんき(契約が必要)(0.5%)
  • 楽天市場アプリ(アプリで購入時のみ)(0.5%)
  • 楽天モバイル(SIM契約だけして、使わなければ0円で済みます)(1%)
  • 楽天証券(ただし、月500円以上のポイント投資が必要)(1%)
  • 毎月5と0のつく日の購入(2%)
  • 勝ったら倍キャンペーン(東北楽天ゴールデンイーグルス、ヴィッセル神戸、FCバルセロナが勝った日)(勝利したチーム数%)
  • お買い物マラソン、スーパーSALE(2店舗以上で購入)(店舗数-1%)
  • 39ショップ(お買い物マラソン、スーパーSALE中に3980円以上購入)(1%)

詳しくはこちらも参照してください。

ふるさと納税利用時の注意点

手続きが必要

基本的に、購入時にワンストップ特例制度を指定し、申請書と個人番号確認の書類、本人確認の書類を提出が必要になります。

条件付きですが、ワンストップ特例制度を利用することで確定申告の提出は不要です。逆に、確定申告するならワンストップ特例制度の利用は不要です。けど、確定申告の記載はちょっと面倒です。

ワンストップ特例制度の申請書の記載に手間は少しかかりますが、大体の場合は確定申告に比べたら楽です。申請書の記載内容はこちらを参照ください。

ワンストップ特例制度を利用するための条件の代表的なところを挙げます。

  • ふるさと納税の申込先の自治体が5か所以内(同じ自治体であれば6回以上の納税でもOK)
  • 年収が2,000万円以下、または、年金収入が400万円以下の方

詳しくはこちらを参照ください。

なお、同じ自治体であればいくらでも注文できますが、申請書の記載が手間になります。ある程度の数を注文するのであれば確定申告の方が楽な場合も有ります。

住民税が非課税の方はふるさと納税の利用が出来ない

給与所得が103万円以下の方や、生活保護の受給者など、一定の条件により住民税が非課税の方はふるさと納税は利用できません。

「税金の控除」をする制度なので、当然と言えば当然ですが。

年金を受給されている方でも一定額の収入があればふるさと納税は利用できるようですね。こちらのシミュレーションで確認してください。

ふるさと納税は納税者の名義で購入が必要

住民税が非課税の方の名義でふるさと納税は出来ません。

例えば、楽天ふるさと納税を奥さん(住民税非課税)の期間限定ポイントでやりたい人などいるかと思います。しかし、基本的に出来ないものと思ってください。

「基本的に出来ない」と書いたのは、出来るところも有るからです。佐賀県みやき町ではQ&Aの回答として名義が異なっていても問題無い旨書いています。

どうしても別名義で購入したいケースがある場合は、寄付先の自治体に問い合わせてから購入するのが安全でしょう。

その上で、注文時の名義人を納税者名義にして、備考欄に代わりに支払っている旨記載すると安全かと思います。

寄付上限の超過分は控除されない

先述の通り、独身の年収400万円の方はおおよそ42,000円の控除が受けられます。そのため、42,000円までで返礼品を注文する分には2,000円の出費で済みます。しかし、50,000円分注文したら10,000円の出費になってしまいます。

返礼率は100%では無いので、超過金額が大きくなれば大きくなるほど損失は増えてしまいます。

しかし、上限ピッタリで購入することが出来ないケースも有ると思うので、無駄なく必要なものをもらうのであれば1,000円や2,000円など低額であれば超過しても良いと思います。

ある程度早い段階で注文する品を決めておいて、計画的に注文することで無駄を回避できると思います。

自治体によっては1回しか返礼品をもらえない

自治体ごとに返礼品のもらえる回数が決まっているところがあります。例えば、1回だけしかもらえないところであれば、2回寄付すると2回目の寄付は完全な寄付(返礼品がもらえない)ことになります。

注文ページに複数回受け付けている旨の記載があれば問題有りませんが、何も記載が無い場合は直に自治体に問い合わせた方が良いでしょう。

返礼率の高い商品の罠

こちらから高返礼率のランキングが見れます。

100%を超える商品も有りますが、完全に自治体の損失になります。基本的に、上記ランキングに載っている返礼率は通常販売価格に対する割合で、ある程度高い利益は見込んでいると思いるので、そこから税収を見込んでいると考えるのが妥当でしょう。

問題は、返礼品の質です。

1位の返礼品のレビューの中で低評価のコメントを見ると質が悪いことを指摘されています。他にも、牛の切り落としでは一番上だけキレイにしてその下はくず肉だったという例や、脂身がやたらと多いという例も有ったそうです。

私がここで言いたいのは、写真だけでは商品の質が判らない、という点です。(実際に送られてくる物が微妙に異なる場合もあるので)

レビューで低品質の指摘がされている物であれば、上記の返礼率ほど価値が無いものと判断した方が良いでしょう。

また、低品質の指摘が無くてもレビュー数が少ない場合は適切なレビューがされているか不安が有るのと、値段に見合った品質かどうかは素人では判断が難しい点も挙げられます。

そのため、返礼率に期待しすぎてガッカリするのではなく、そんなに高い返礼率の物は来ないものと割り切って、予想より良いものが来たらラッキーくらいな感覚で注文した方が良いでしょう。

流石に、グルーポンのスカスカおせちのような物が出まわったら自治体の信頼を著しく損なうので、極端に低い返礼率の品物は無いと思います。

販売サイトによって出品されている商品は異なる

静岡県静岡市の特産物と言ったら何でしょう?

そう、ガンプラですね!

出典:さとふる

ただ、このガンプラは「さとふる」でしか出品していません。「楽天ふるさと納税」でも静岡県静岡市の返礼品を扱っていますがガンプラは無いです。他サイトでは静岡市の返礼品を扱っていませんでした。

もっとも、ガンプラはどこの地域でも買えるものなのでわざわざ出品する必要も無いのかもしれないですね。

最後に

記事を書いている時に、注文していた淡路牛が届いたので紹介してみます。

元肉屋の両親に上記写真を見てもらいましたが、市場価格で3,000~4,000円くらいとのこと。4,000円だとしても61.5%なので、上記ランキングの74.2%よりも低いですね。まあ、写真で見てもらっただけなので、色合いも微妙に違うだろうからどこまで正確な金額か判りません。また、これが雄牛の場合はもっと価値が下がると思います(雌の方が美味しく価値が高いですが、切った状態だとどっちか判らないそうです)。

ランキングの返礼率は参考程度にしか考えていませんし、個人的には予想していたより良かったので不満は無いです。

ちなみに、返礼率の高い食品も良いですが、洗剤などの日用品を選ぶのも節約という意味では良いですね。

ぜひ、ご自身の目的に合った品を選んで頂ければと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました